第1回マカオ国際映画祭開幕=日本から矢口史靖監督最新作など出品
- 2016/12/9 10:09
- 澳日関係
第1回マカオ国際映画祭・アワードが12月8日に開幕。同日午後8時からマカオ文化センターで開催された開幕式典に世界各地の映画祭ディレクター、国際的映画監督、映画スター、業界関係者らVIPゲストおよそ800人が参加し、華やかなムードに包まれた。
映画祭の開催期間は13日までの6日間。世界20以上の国と地域から集まった54作品が市内各所で上映され、その大部分が世界、またはアジア初上映となる。コンペティション部門には矢口史靖監督最新作『サバイバルファミリー』(出演:小日向文世さん、深津絵里さんら)など12作品がノミネートされている。
日本関連ではガラ部門に三池崇史監督作品『土竜の唄 香港狂騒曲』(出演:生田斗真さんら)が出品しているほか、女優の渡辺真起子さんが審査委員を務める。
受賞作品は最終日にあたる13日夜に発表される予定。
近年、マカオ政府ではワールドクラスのレジャー、エンターテイメント関連イベントの誘致に積極的に取り組んでいる。国際映画祭のマカオへの誘致について、実行委員会会長でマカオ政府旅遊局のマリア・エレナ・デ・セナ・フェルナンデス局長は、国際的に傑出した映画作品や素晴らしい映画人がマカオに集まる世界レベルの交流機会を誘致することで、マカオのクリエイティブ産業の発展、国際知名度向上によるマカオの旅客吸引力の増大が期待できるとした。