マカオ国際空港年間旅客輸送量500万人突破

マカオ国際空港会社は1月1日、2013年の年間旅客輸送量が近年来最多となる500万人を超えたとを発表。同空港は台湾旅客の乗り継ぎ利用が中心だったが、2008年に中国本土と台湾の間の直行便がスタートした後、目的地型空港へのモデル変更を志向してきた中での大台突破となった。

マカオ国際空港では2004年以来、格安航空会社(LCC)導入の検討、旅客マーケットの拡大、近年では特に東南アジア市場の開拓に注力してきたという。アジア金融危機や各地の天災、政局などの影響を受けながらも、2004年に7%だった全体に占める東南アジア旅客が現在は39%まで上昇し、乗継利用者は同50%から7%まで低下している。

2013年の年間旅客輸送量は500万人を突破、離発着回数はのべ48,000回で、それぞれ前年比11%、16%増。2013年12月の月間旅客輸送量は45万人、離発着回数はのべ4,400回で、それぞれ同10%、16%増。

同空港では新路線への優遇措置などを通じ、2013年に新たに温州、瀋陽、鄭州、天津、昆明等の中国本土路線の誘致に成功している。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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