マカオ、第1四半期輸入額3.1%増=ゴールド製ネックレス3割減、携帯電話5割増
- 2015/4/29 18:17
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は4月29日、今年(2015年)第1四半期の商品貿易統計を公表した。輸出総額は前年同期比9.2%増の27億パタカ(日本円換算:約404億円)、輸入総額は3.1%増の222.5億パタカ(約3326億円)で、195.5億パタカ(約2922億円)の貿易赤字となっている。貿易総額は3.7%増の249.5億パタカ(約3730億円)。
品目別輸出額では、非紡績品が9.8%増の25.0億パタカ(約374億円)。主な内訳は時計が30.3%増の3.6億パタカ(約54億円)、タバコが93.8%増の1.4億パタカ(約21億円)、機械設備及びパーツが16.6%減の3.5億パタカ(約52億円)。紡績品は1.4%増の2.0億パタカ(約30億円)。
輸出先別では、香港が16.9億パタカ(約253億円)、中国本土が3.8億パタカ(約57億円)で、それぞれ10.2%、25.4%の増、米国が5841万パタカ(約8.7億円)、EUが5376万パタカ(約8.0億円)で、それぞれ29.4%、37.1%の減。
品目別輸入額では、コンシューマープロダクツが5.3%減の131.8億パタカ(約1970億円)。主な内訳はゴールド製ネックレスが30.2%の大幅減となる19.3億パタカ(約288億円)、食品及び飲料が17.0%増の10.3億パタカ(約154億円)。このほか、携帯電話が52.1%の急増となる27.0億パタカ(約404億円)。
輸入元別では、中国本土が74.7億パタカ(約1117億円)、米国が20.0億パタカ(約300億円)で、それぞれ8.0%、94.6%増、EUが2.1%減。