マカオ総合娯楽企業傘下のポルトガルカジノ子会社、売上低迷と高税率で赤字に=14年
- 2015/5/16 14:21
- カジノ・IR
マカオカジノ最大手のSJMホールディングスやマカオの競馬及びドッグレースなどを傘下に持つ総合観光・娯楽企業グループSTDM社(本社:マカオ)のポルトガルカジノ子会社について、2014年は1850万パタカ(日本円換算:約2億7633億円)赤字だったという。
マカオの月刊英字経済誌「マカオビジネス」が5月15日付電子版で報じた内容によると、ポルトガルカジノ運営会社は、赤字の要因として売上低迷と高税率を挙げているという。
同社はポルトガルのエストリル、リスボン、ポヴォア・デ・ヴァズリムの3都市でカジノを運営している。このうち、2014年に黒字だったのはリスボンの「カジノリスボア」のみだったとのこと。
STDM社はマカオのカジノ王と呼ばれるスタンレー・ホー氏がオーナーを務める。