セガサミーのカジノマシン第1号機、マカオの大型IR施設に初設置
- 2015/6/2 13:21
- カジノ・IR
セガサミーグループのカジノ機器メーカー、セガサミークリエイション(本社:東京都豊島区、代表取締役社長CEO:小口久雄)が開発を手がけた電子カジノマシン第1号機「シックボー・ボーナス・ジャックポット」がマカオのIR施設「ヴェネチアンマカオ」内のカジノで初デビューを果たした。
本紙が5月末に現地を訪れたところ、すでに同マシンが稼働していることが確認できた。マシンはメインカジノフロア中央の目立つ位置に設置されている。
セガサミークリエイションは、セガサミーグループのカジノ機器企画・製造・販売メーカーとして2013年6月に設立された。昨年(2014年)5月にマカオで開催されたカジノ見本市「G2E(グローバル・ゲーミング・エキスポ)アジア2014」に初出展し、カジノ機器メーカーとして世界デビューを果たした。
同社は先月(5月19〜21日)マカオで開催された「G2Eアジア2015」にも2年連続で出展。会場内でもひと際目立つ大型ブースを構え、電子カジノマシン第1号機「シックボー・ボーナス・ジャックポット」及び第2号機「エキサイティングバカラ」を展示、開発中の「トリプルホイール(仮称)」の映像紹介のほか、セガの人気ゲームキャラクター「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」が登場したり、ブース内ステージでは、香港で活躍する芸人“ムコアンジー”による来場者参加のゲーム大会が行われたほか、人気クレーンゲーム「UFOキャッチャー」を設置するなど、同社のエンタテインメント性をアピール。世界のカジノ市場に向けた拡販及び知名度向上を図る前向きな姿勢が伺えた。
設置先となるヴェネチアンマカオは米ラスベガスサンズグループのマカオにおける旗艦施設にあたり、世界最大規模のカジノフロア面積を誇ることで知られる。