新タイパフェリーターミナル14年上期開業へ

4日、2013年の運輸分野に関する施政弁論の中で、港務局の黃穗文局長が建設中のタイパフェリーターミナル(氹仔客運碼頭、別名北安碼頭)の正式開業を2014年上期に予定していることを表明。

タイパフェリーターミナルは2008年に臨時ターミナルとして運営をスタート。現在、臨時ターミナル横に新ターミナルを建設中。2013年内には新ターミナルのテスト営業をスタートし、半年から9か月の仮営業期間を経て2014年上期中に正式開業を目指すという。新ターミナルにはマカオ国際空港と直結する通路も設けられる。

同時に、港務局ではマカオフェリーターミナル(外港客運碼頭)の施設改良工事に関する設計プランが完成したことも明かした。翌年着工し、工期は1年。マカオの玄関口にふさわしい施設を目指すということで、銀行、両替店、免税店などを新たに誘致するほか、台風等の悪天候時の緊急待機場所として活用可能な300人収容の待合室スペースを設ける予定。

各フェリーターミナルのフェリー発着処理能力はマカオフェリーターミナルが毎時30回、新タイパフェリーターミナルが同40回となる予定。

建設中のタイパフェリーターミナル(資料)=2012年12月―本紙撮影

建設中のタイパフェリーターミナル(資料)=2012年12月―本紙撮影

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