マカオ税関、フェリーチケット転売のダフ屋を逮捕
- 2015/6/11 9:48
- 社会・政治
マカオ税関は6月10日、同月7日、8日、マカオ外港フェリーターミナルにおいて、マカオ・香港間のフェリーチケットを高値で転売する、いわゆるダブ屋行為を行っていた男女各1人の計2人を「交通チケット投機販売」などの疑いで逮捕、起訴したことを明らかにした。
税関当局の発表によると、2人はそれぞれフェリーターミナル内で客を物色していたといい、逮捕時に転売目的とみられるフェリーチケット12枚、フェリーチケット引換券17枚を所持していた。税関当局の調べに対し、いずれもカジノ関係者から1枚あたり100〜130香港ドル(日本円換算:約1500〜1950円)で仕入れたもので、140〜160香港ドル(約2100〜2400円)で転売していたと供述しているとのこと。
なお、逮捕された女については、マカオ入境禁止措置の対象者で、他人の身分証を使ってマカオ入りしていた疑いがあるという。