マカオでクールビズ始まる、エアコン設定温度は「25度以上」に
- 2015/6/16 12:54
- 社会・政治
マカオでは6月に入って以降、南国特有の強い陽射しが照りつけ、連日気温30度以上、体感温度40度以上という日が続き、すっかり真夏モードに突入している。
近年、マカオでも政府主導で省エネキャンペーンが実施されており、今年(2015年)は今日(6月16日)から「クールビズ(中国語表記:便服夏)」がスタートした。公務員だけでなく、一般企業にもクールビズが浸透しつつあるという。また、クールビズ開始にあたり、マカオ政府では、エアコンの設定温度を「25度以上」に設定するよう呼びかけている。マカオでは一般的にエアコンを効かせすぎる傾向がある。
クールビズ開始前夜にあたる6月15日夜には、省エネキャンペーンの一環として1時間の消灯を実施するイベントが行われ、政府関連施設をはじめ、カジノIR(統合型リゾート)施設や観光スポットのライトアップなどが一斉に消された。マカオ政府エネルギー当局によると、昨年実施した同イベントでは、28万台のテレビの1時間分の消費電力に相当する2万8000キロワットの節電効果があったとのこと。