マカオ、観光物価指数の上昇スピード減速=今年第2四半期0.82%、2012年以来最低に
- 2015/7/14 14:26
- 産業・経済
マカオの観光物価指数の伸長幅が4四半期連続でスピードダウンしていたことが分かった。
マカオ政府統計調査局が7月14日に公表した統計データによると、今年(2015年)第2四半期の観光物価指数上昇幅は前年同期比0.82%で、2012年以来で最低となった。3つ星、4つ星ホテルの客室価格が下がったことを受け、ホテル宿泊価格指数が2.82%下落したことなどが要因として挙げられる。
また、第1四半期との比較では、7.92%の下落。統計調査局では、繁忙期にあたる旧正月後のホテル客室価格及び航空券価格の下落によるものと指摘している。
観光物価指数は域外からマカオを訪れた旅客がマカオにおいて購入した商品及びサービスの価格変動を反映している。