中国人のギャンブル消費、年間約20兆円規模=マカオの学者が試算、海外への流出を指摘

「中国人はギャンブル好き」と言われることはしばしばあるが、金額にして一体どのくらいの規模になるのか。ゲーミング(カジノ)研究者として知られるマカオ理工学院のエドムンド・リー教授とマカオ旅遊学院のマックス・チャオ講師による研究調査の中で、概算ながら数字が明らかにされた。

マカオの月刊英字経済誌「マカオビジネス」が7月15日付電子版で報じた内容によると、両研究者の試算では、中国人(中国本土)のギャンブル消費はおおよそ年間1兆人民元(日本円換算:約19.9兆円)にも達するとのこと。また、このうち、昨年マカオが獲得できた賭け金の総額は3520億パタカ(約5.5兆円)で、残りは海外に流出していると指摘している。

マカオは中国で唯一のカジノが合法化地域であり、世界最大規模のカジノ売上を誇る。昨今、シンガポール、韓国、フィリピン、オーストラリア、カンボジアなど、アジア太平洋地域の新興カジノ国による中国人ギャンブラー誘致合戦が繰り広げられているともいわれる。

カジノチップとバカラのゲーミングテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノチップとバカラのゲーミングテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

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