マカオ警察、架空の拳銃強盗装い「どっきり動画」撮影した若者らに威嚇罪適用へ=通行人に恐怖与える行為
- 2015/7/30 12:56
- 社会・政治
マカオ治安警察局は7月29日午後4時頃、通行人を驚かせる様子を撮影した「どっきり動画」を制作する目的で架空の拳銃強盗を創作し、映像をネットで公開した関係者とみられる年齢17歳から20歳の男8人、女1人の身柄を拘束した。
男女らはいずれもマカオ居留権保有者で、国籍は中国が5人、ポルトガルが3人、オーストラリアが1人。このうち、男8人が動画制作に関わったことを認め、女は関わっていなかったという。
警察の調べに対し、他のどっきり動画を模倣して悪ふざけで動画を制作したとし、動機については通行人に恐怖を与える目的だったと供述しているとのこと。警察では、今回の男8人の行為は威嚇罪にあたるとし、7月30日午後にも送検する方針を明らかにしている。
動画が撮影された場所はマカオの新興住宅街にあたるタイパ島とのこと。