立秋なのに…香港・マカオで36℃超の記録的猛暑=観測史上最高を更新
- 2015/8/9 9:48
- 香港・大湾区
二十四節気の「立秋」にあたる昨日(8月8日)、台湾付近にあった台風13号の間接的影響を受け、香港・マカオ地方では事前の予想を上回る記録的な猛暑となった。
香港・九龍にある香港天文台では同日午後、1884年に観測を開始して以来最高となる36.3℃を記録。これまでの最高は1990年に記録した36.1℃だった。エリア別で最も暑かったのは香港島のハッピーバレーの37.9℃。
マカオ・タイパ島のマカオ気象局でも同日午後5時に36.4℃を記録し、1901年に観測を開始して以来、8月として1958年8月以来となる最高気温を更新したという。エリア別で最も暑かったのはコロアン島の38.0℃。
香港気象台によると、中国広東省の内陸部では40℃を上回るところもあったという。