マカオ〜沖縄線、9月中就航へ=マカオ国際空港が発表、ジェットスター系か
- 2015/9/4 9:18
- 澳日関係
マカオ国際空港運営会社は9月3日に発表したプレスリリースの中で、当月(9月)中にもマカオと沖縄(那覇)を結ぶ新路線の開設が予定されていることを明らかにした。
今回、具体的な航空会社名及びスケジュールへの言及はなかったが、マカオ〜沖縄線については、8月22日にLCC(格安航空会社)大手ジェットスターグループで、ベトナムに本拠地を置くジェットスター・パシフィック航空が年内に新規就航計画を示していたことから、同社が有力とみられる。
現在、マカオと日本を結ぶ定期便はマカオ航空の東京(成田)、大阪(関空)線のみ。マカオ航空がチャーター便で沖縄線を運航したことはあるが、空港会社の発表通りに新規就航が実現した場合、マカオ国際空港開港以来初めての定期便となる。
マカオと海を隔てて約50kmの位置にある香港と沖縄を結ぶ路線には、キャセイパシフィック航空系の香港ドラゴン航空、香港航空、日系LCCのピーチ・アビエーションの3社が就航している。香港と沖縄は地理的にも近く、フライト時間はおよそ2時間。円安による日本渡航ブームの後押しもあり、「最も短時間で行ける日本」として人気のデスティネーションとなっている。