マカオの8月住宅不動産市場軟調続く=取引件数、平米単価とも下落
- 2015/9/30 20:02
- 産業・経済
マカオ政府財政局が9月30日に公表した最新統計によると、今年(2015年)8月の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月から16.3%、前年同月から22.0%のそれぞれ下落となる443件、平均平米単価は前月から0.8%、前年同月から16.9%それぞれ下落の8万4087パタカ(日本円換算:約126.6万円)となった。
マカオ経済の屋台骨といえるカジノ売上が昨年(2014年)6月から今年8月まで15ヶ月連続で前年割れとなっていることに加え、相次ぐ人民元の切り下げ、中国本土及び香港市場の株安などが重なっている状況で、マカオの住宅不動産市場についても冴えない状況となっている。