訪マカオ団体入境旅客前年比20.5%減の90.5万人=15年8月、主要ソース軒並みマイナス

マカオ政府統計調査局は9月30日、今年(2015年)8月の団体旅客統計を発表。同月の訪マカオ団体入境旅客数は前月比8.0%増、前年同月比20.5%減の90.5万人(のべ、以下同)となった。

団体旅客の出発地別では、中国本土が前年同月比17.2%減の77.7万人。団体旅客総数に占める中国本土の割合は85.9%。

このほか、団体旅客数が多い順で、台湾の4.6万人(33.6%減)、香港の2.1万人(25.3%減)、韓国の1.3万人(65.6%減)、日本の1.1万人(22.5%減)と続き、主要ソースが軒並みマイナスとなった。

なお、今年8月の訪マカオ旅客総数は前年同月比1.7%減となる303.3万人で、前月から14.5%増となっている。

今年1〜8月の累計では、団体旅客総数が前年同期比5.4%減の668.5万人、旅客総数は前年同期比3.2%減の2043.8万人。

訪マカオ旅客に占める個人旅行者の割合が高まっていることが伺える。

中国本土とマカオの陸路の玄関口となる關閘イミグレーション到着ゲート(資料)=2015年8月27日—本紙撮影

中国本土とマカオの陸路の玄関口となる關閘イミグレーション到着ゲート(資料)=2015年8月27日—本紙撮影

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