第62回マカオGP開幕間近、228選手が参戦=11月19〜22日
- 2015/11/15 11:34
- ツーリズム
第62回サンシティグループマカオグランプリ(マカオGP)の開幕が近づいてきた。開催日程は11月19日から22日の4日間。会場は公道を転用したギア・サーキットとなるが、すでに路面の補修、ガードレールやスタンドの設置といった準備も完了しており、本番を待つばかりとなっている。
11月14日午後、マカオ旧市街地の塔石広場で第62回マカオGP開幕式が行われた。今回は、F3マカオグランプリ、マカオモーターサイクルグランプリ、GTワールドカップなど8つのレースの開催が予定されており、複数の日本人レーサーを含む228選手が参戦を予定しているとのこと。
F3マカオグランプリは若手ドライバーのF1への登竜門として知られる存在。今年F1に参戦しているドライバー20人のうち、実に13人がマカオを経てF1にステップアップした。アイルトン・セナ、ミハエル・シューマッハ、デビッド・クルサードらF1優勝経験者も複数輩出している。2001年に日本人初優勝を飾った佐藤琢磨も翌年からF1に参戦した。今年のF3マカオグランプリには昨年優勝したスウェーデンのフェリックス・ロゼンクビスト、日本の山下健太、金丸悠、高星明誠、関口雄飛ら32選手がエントリーしている。
また、今回のマカオGPでは、世界初開催となるFIA-GT3規定車両による「GTワールドカップ」も見どころ。こちらも日本から澤圭太がエントリーしている。このほか、香港スターを中心としたセレブリティによる特別レースも開催され、日本にも進出しているグラビアモデルのクリッシー・チャウらがドライバーとして参加するとのこと。
目下、マカオ市街はグランプリムード一色となっている。公式イベントとしては、本番直前の週末にあたる11月14〜15日の2日間、塔石広場でレーシングカー、友誼広場でレーシングバイクの展示イベントを実施中。開催レース期間中、市内の広場や公園などにパブリックビューイング用の大型モニタも設置される予定。