マカオ、中国人スリ集団5人御用=世界遺産周辺で観光客狙う
- 2015/12/27 20:08
- 社会・政治
マカオ治安警察局は12月27日、世界遺産やショップが密集するマカオ随一の繁華街、セナド広場周辺で観光客を狙ったスリを繰り返していた中国本土出身の男5人(年齢27〜35歳)を逮捕したことを明らかにした。
同局によると、12月26日にセナド広場周辺でスリ対策の防犯パトロールを行っていた際、捜査員が不審な3人の男を発見して後を追ったところ、小売店に入って買い物中の観光客から携帯電話を盗んだのを確認したという。その後、3人が足早に店外へ出て別の2人の男と合流したタイミングで、全員の身柄を拘束した。男らの所持品及び宿泊先のホテルから、犯行時に使用したと見られる長いピンセット、携帯電話12台、現金が見つかった。
警察の取り調べに対し、2人が犯行を認める供述をしているとのこと。警察は5人がグループで犯行を繰り返していたとみられるとし、全員を加重窃盗罪で起訴する方針。