香港航空、香港〜鳥取・米子直行定期便就航へ=2016年内
- 2016/1/9 16:13
- 香港・大湾区
香港航空(HX)が香港国際空港と鳥取県の米子空港(愛称:米子鬼太郎空港)を結ぶ直行定期便の就航が年内にも実現しそうだ。
香港の週間旅行専門誌トラベルUマガジンの1月8日付電子版によれば、香港航空が香港〜米子路線の新規開設を発表したという。就航予定時期は2016年中とのこと。実現すれば、香港と山陰地方を結ぶ初の直行定期便となる。
香港〜米子路線については、香港の大手旅行会社EGLツアーズが2013年から3年連続で2桁回数のチャーター便のツアーを実施した実績があり、昨年(2015年)9月には鳥取県の平井知事が香港航空本社を訪れ、定期便就航を働きかけたという経緯もある。
米子空港のある県西部の境港市は漫画家の水木しげるさんの出身地として知られ、2010年に同氏の代表作「ゲゲゲの鬼太郎」にちなみ、米子鬼太郎空港の愛称が付けられた。香港でも同作品の知名度は高く、昨年11月に水木さんが亡くなった際には地元メディアでも大きく報道された。
現在、香港航空は日本の札幌(千歳)、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄(那覇)に乗り入れている。