マカオ当局、住宅密集地から馬券やスポーツくじ販売所を転出させたい意向
- 2016/1/13 15:10
- カジノ・IR
豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノ施設ばかりが目立つが、実はマカオには競馬、グレイハウンドを使ったドッグレース、サッカー及びバスケットボールを対象としたスポーツくじ、中国式ロトといった各種ギャンブルも存在する。
マカオ政府のカジノ監理部門、博彩監察協調局(DICJ)の梁文潤副局長は1月12日に政府系放送局TDMのラジオ番組に出演した際、競馬やスポーツくじのベッティングステーション(販売所)について言及した。梁副局長によると、かつて最大20ヵ所の販売所が存在したが、現在では10ヵ所にまで減少したとのこと。ただし、このうち5ヵ所が住宅密集地にあることから、当局として運営会社にギャンブル集積地区への移転を求める交渉を行っているという。