ホテルオークラマカオで大分県フェア開催=副知事が食と観光の魅力をPR
- 2016/3/12 10:44
- 澳日関係
マカオ・コタイ地区の大型カジノIR(統合型リゾート)ギャラクシーマカオ内、ホテルオークラマカオ28階にある日本料理レストラン「山里」で3月11日、「大分県美食巡礼」と題したフェアがスタート。
同月31日までの期間中、ランチ及びディナーのそれぞれで大分県の海と山の幸をふんだんに使ったオリジナルセットメニューを提供する。
3月11日午後、山里で地元メディア関係者を招いた試食会が開催され、大分県の太田豊彦副知事が食と観光の魅力をアピールした。会場では山里の林彰総料理長率いるチームの手による日本全国で知名度の高い「おおいた豊後牛」、全国一の生産量を誇る「しいたけ」と「かぼす」、その「かぼす」を加えたエサで育った養殖の「かぼすブリ」といった大分県の農畜水産物を使った料理の数々がテーブルを彩り、素材の新鮮さとプレゼンテーションの美しさに集まった記者から高い関心が寄せられた。
また、会場内でのモニタでは「日本一のおんせん県」を謳う大分県自慢の温泉地を紹介するビデオが放映された。
太田副知事は、およそ500年前、豊後国(現在の大分県)のキリシタン大名・大友宗麟が天正遣欧少年使節を派遣した際、マカオを経由して欧州へ渡航したエピソードなども紹介。今月28日からマカオ航空がマカオ〜福岡直行便を新規就航するのをきっかけに、マカオから多くの観光客に大分県を訪れていただきたいと語った。