中国、広東省が8年連続宝くじ売上全国トップ
- 2016/3/21 10:37
- 香港・大湾区
中国といえば、いずれも特別行政区にあたるマカオのカジノや香港の競馬といったギャンブルの存在が知られるが、本土にも福利彩票と呼ばれる国営の福祉宝くじが存在する。
マカオの日刊紙澳門日報が3月21日付紙面で報じた記事によると、3月20日に開催された広東省福利彩票ワーキングカンファレンスにおいて、同省の昨年(2015年)の福利彩票の売上が205億人民元(日本円換算:約3530億円)、調達公益金が59億人民元(約1016億円)に達し、8年連続で全国一となったことが明らかにされたという。
また、100万人民元(約1722万円)以上の当選金を得た「百万長者」の数は107人で、「個人偶然所得税」の納付額は2億6000万人民元(約45億円)だったとのこと。
単一の省として福利彩票の売上が200億人民元の大台を突破したのは今回が初めて。広東省の過去5年間の累計では、売上が912億人民元(約1兆5715億円)、調達公益金が268億人民元(約4618億円)で、前の5年間との比較でそれぞれ2.5倍、2.2倍だった。