マカオ、カジノで負けた中国人女性が入水自殺図る…無事救出

世界最大のカジノ売上を誇るマカオ。面積約30平方キロの小さな街に、およそ30のカジノ施設が軒を連ねる。

マカオに限ったことではないが、カジノの訪れるギャンブラーの中には瞬く間に億万長者になる人もいれば、用意した軍資金をすべて失い途方に暮れる人もいる。

マカオの政府系放送局TDMが4月1日深夜のラジオニュースで消防及び警察の発表を元に報じた内容によると、同日午後10時すぎ、マカオ半島のウォーターフロントに位置するカジノ付きレジャー施設、マカオフィッシャーマンズワーフで中国本土出身の女性(47)が入水自殺を図ったという。

通報を受けた消防が現場に到着した時点で、すでに女性はセキュリスタッフにより救出されていたとのこと。女性の身体に目立ったケガなどはなかったが、気分がすぐれず嘔吐していたため、病院へ搬送された。女性は警察の調べに対し、カジノで負けたことがきっかけで自殺を図ったと話しているという。

マカオ半島のウォーターフロントにあるマカオフィッシャーマンズワーフ(資料)—本紙撮影

マカオ半島のウォーターフロントにあるマカオフィッシャーマンズワーフ(資料)—本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は11月22日、違法薬物密売及び使用の疑いで香港人の女(37)を逮捕したと発表。…
  2.  マカオ・コタイ地区にある複合リゾート「リスボエタマカオ(澳門葡京人)」併設のショッピングアーケー…
  3.  在香港日本国総領事館は11月22日、同月14日に澳門日本会に対する在外公館長表彰授与式が執り行わ…
  4.  マカオ市政署(IAM)は11月21日、マカオ半島のギアの丘(松山)に位置する史跡「松山軍用隧道(…
  5.  マカオ政府衛生局(SSM)は11月22日夜、同日マカオ域内で輸入性デング熱感染を新たに1例確認し…

ピックアップ記事

  1.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  5.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun