マカオのパンダ、シンシンに妊娠の兆候=マカオ初の2世誕生に期待

マカオ・コロアン島の石排灣郊野公園内にあるマカオジャイアントパンダパビリオンでは、1組のつがい(オス:カイカイ=7歳、メス:シンシン=8歳)が飼育・展示されている。

同館を管轄するマカオ政府民政総署は6月23日、メスのシンシンが2日前から妊娠の兆候を示していることを明らかにした。具体的には、食欲の減退、休息時間の増加、巣材の収集、木を噛むといった行動のほか、乳腺及び乳頭の肥大が確認されたとのこと。

ただし、ジャイアントパンダは想像妊娠が珍しくないため、妊娠の有無を確認するには今後2週間程度様子を見る必要があるという。

マカオジャイアントパンダパビリオンは、今月(2016年6月)14日から7月11日まで、繁殖計画を円滑に実施するため休館しており、人工授精と自然交配を行ってきたとのこと。

カイカイとシンシンは2014年12月にマカオ返還15周年を記念して中国中央からマカオへ贈られることが決まったもので、昨年(2015年)4月30日に四川省のパンダ保護研究センターからマカオへ空路到着し、同年6月1日からマカオジャイアントパンダパビリオンで一般公開がスタートした。

なお、マカオには返還10周年の際にもジャイアントパンダのつがいが贈られたが、繁殖可能な年齢に達した矢先の2014年6月にメスが急性心不全で亡くなり、その後、オスは中国の全国ジャイアントパンダ繁殖計画に参加するため、昨年11月に里帰りしたという経緯がある。マカオでは初めての2世誕生への期待も高く、新たにマカオへやって来たつがいについては、すでに繁殖可能な年齢に達しており、繁殖を意識した性格面や遺伝学的見地による判断を経て選定されたと個体される。

マカオジャイアントパンダパビリオンの入館料は10パタカ(約140円)で、世界で最も安価でパンダを見学できる施設のひとつとして人気を博している。

メスのシンシン(資料)=マカオジャイアントパンダパビリオン、2015年9月(写真:IACM)

メスのシンシン(資料)=マカオジャイアントパンダパビリオン、2015年9月(写真:IACM)

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