マカオ航空が5ヶ月ぶりに燃油サーチャージ復活へ=8月5日以降のマカオ発券分、片道5米ドル

マカオ国際空港を拠点とするマカオ航空は7月21日、今年(2016年)8月5日以降のマカオ発券分の航空券(マカオ発運賃)について、燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)として片道5米ドル(日本円換算:約531円)を徴収する予定であることを明らかにした。

マカオ航空では、今年3月1日からマカオ発券分の航空券(マカオ発運賃)を対象とした燃油サーチャージを廃止していたため、およそ5ヶ月ぶりの復活となる。なお、今年2月末日までの燃油サーチャージは片道26米ドル(約2761円)だった。

燃油サーチャージは発券日が基準となるため、8月5日以降出発分航空券であっても前日までに発券されたものであれば差額を徴収されることはない。

マカオ航空はマカオと日本を結ぶ直行便を自社運航する唯一の航空会社で、東京(成田国際空港)、大阪(関西国際空港)、福岡に乗り入れている。

ちなみに、マカオ航空の日本語公式サイトによれば、日本発券分の航空券(日本発運賃)については今年9月30日発券分まで燃油サーチャージの廃止を継続するとしている。

福岡空港に駐機中のマカオ航空エアバスA320型機(資料)=2016年7月-本紙撮影

福岡空港に駐機中のマカオ航空エアバスA320型機(資料)=2016年7月-本紙撮影

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