台風4号がマカオに接近中=マカオ航空福岡線の欠航など交通機関への影響も
- 2016/8/1 10:02
- 社会・政治
台風4号(ニーダ)が勢力を増しながらマカオ方面に近づいている。マカオ地球物理気象局(SMG)の発表によれば、現地時間午前8時現在、台風4号の中心はマカオの東南東およそ600キロの南シナ海海上にあり、中心気圧は973ヘクトパスカル、最大風速は時速118メートルで、時速25キロで北西方向に向け進んでいる。
今後の予想進路については、8月2日未明から午後にかけてマカオに最接近すると見られ、十分な警戒が必要となる。
SMGでは、8月1日午前0時30分に台風警報「1」を発令。同日の日没までに1レベル高い「3」に引き上げられる見通し。現在、マカオの天候は晴れだが、明日にかけて風と雨が強まるとの予報が出されている。
交通機関への影響については、マカオ国際空港を拠点とするマカオ航空が8月1日の福岡発マカオ行きのNX805便、2日のマカオ発福岡行きのNX806便など複数便の欠航予定を発表済み。その他の航空会社や、マカオと香港及び広東省各地を結ぶ高速船などについても、欠航、減便、遅延といったダイヤへの影響が見込まれる。