マカオ最大の情報スクリーン擁するLMGコーナー開設…スターワールドカジノ=香港の有名茶餐廳もオープン

マカオのカジノライセンスを保有する6陣営の一角、ギャラクシーエンターテイメントは8月1日、マカオ半島新口岸地区に位置する旗艦施設スターワールドホテル3階カジノフロアにマカオ最大の情報スクリーンを擁するライブ・マルチ・ゲーミング(LMG)コーナー「點金坊(ゴールデンタッチ)」を開設した。

LMGとは、近年マカオのカジノで普及が進む多元生中継型ベッティングシステムを指す。例えば、マカオで最もメジャーなバカラのゲーミング(カジノ)テーブルの座席数は6〜8人分で、ギャンブラーは目の前で進行するゲームに集中するのが一般的だ。これに対し、LMGシステムは複数のゲーミングテーブルのライブ映像をギャンブラーの手元の端末に配信し、ギャンブラーはタッチパネルで各テーブルの映像に切り替えながら、同時に複数のゲームに同時ベットすることができる。

マカオの場合、カジノ監理当局によりゲーミングテーブルの台数がコントロールされていること、ディーラーの人材不足などを背景に運営会社が効率化を図る必要があるため、LMGシステムの開発、普及が進んだとされる。

今回、スターワールドホテル3階カジノフロアに設置されたLMGコーナーに設置されたは端末は108台。同フロアにはLMGシステムのほか、ゲーミングテーブル14台、スロットマシン159台が配置されている。

また、同日、同フロアに香港の大手茶餐廳チェーンとして知られる翠華餐廳もオープンした。マカオではコタイ地区のギャラクシーマカオとブロードウェイマカオに次ぐ3店舗目で、マカオ半島では初出店となる。

スターワールドホテル3階カジノフロアに新設されたLMGコーナー「點金坊(ゴールデンタッチ)」=8月1日-本紙撮影

スターワールドホテル3階カジノフロアに新設されたLMGコーナー「點金坊(ゴールデンタッチ)」=8月1日-本紙撮影

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