マカオの月次カジノ売上が2ヶ月連続プラスに=9月7.4%増の183.96億パタカ(約2333億円)…大型IR開幕効果

マカオ政府博彩監察協調局は10月1日、今年(2016年)9月のマカオの月次カジノ売上について、前年同月比7.4%増、前月比2.3%減となる183.96億パタカ(日本円換算:約2333億円)だったとする最新統計を公表した。

マカオの月次カジノ売上は一昨年6月から今年7月まで26ヶ月連続で前年割れだったが、8月、9月と2ヶ月連続で対前年プラスを維持した。

8月22日にウィンパレス、9月13日にパリジャンマカオの大型カジノIR(統合型リゾート)が相次ぎ開業したことで、一定の底上げ効果があったものとみられる。

今年1〜9月の累計カジノ売上は1627.92億パタカ(約2兆650億円)で、前年同期比7.5%減。マイナス幅は前月から1.6ポイント縮小した。

なお、昨年通期の累計カジノ売上は、前年から34.3%の大幅減となる2308.40億パタカ(約2兆9281億円)で、2年連続で前年割れとなり、金額は2011年実績をやや下回る水準にまで逆戻りした。

マカオ政府経済財政庁のライオネル・リョン長官は10月1日午前、国慶節祝賀行事に出席した際に報道関係者の取材に応じ、9月までのカジノ売上の推移を鑑み、通年カジノ売上について、年度予算目標として設定した2000億パタカ(約2兆5369億円)を上回る見通しを示した。

【資料】2016年のマカオの月次カジノ売上の推移(カッコ内は前年比)
・1月:186.74億パタカ=約2369億円(21.4%減)
・2月:195.21億パタカ=約2476億円(0.1%減)
・3月:179.81億パタカ=約2281億円(16.3%減)
・4月:173.41億パタカ=約2200億円(9.5%減)
・5月:183.89億パタカ=約2333億円(9.6%減)
・6月:158.81億パタカ=約2014億円(8.5%減)
・7月:177.74億パタカ=約2255億円(4.5%減)
・8月:188.36億パタカ=約2389億円(1.1%増)
・9月:183.96億パタカ=約2333億円(7.4%増)
>1〜9月累計:1627.92億パタカ=約2兆650億円(7.5%減)

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

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