「日本秋祭 in 香港-魅力再発見-」開幕
- 2016/10/15 10:20
- 香港・大湾区
実は、香港の人口あたりの訪日旅行客数は世界一だ。昨年(2015年)の香港から日本への旅行者数は152万人を超え、2016年は180万人に達する見込みとなっている。
また、2015年までの11年間、香港は日本の農林水産物の世界最大の輸出先となるなど、日本ファンが多い土地柄で知られる。
在香港日本国総領事館は、日本ファンが多い香港で、日本の魅力を再発見し、楽しんでもらうためのイベントとしておよそ1ヶ月間の「日本秋祭 in 香港-魅力再発見-」を今年初めて開催する。イベントのプログラムは、趣旨に賛同した民間が計画・運営するした映画、音楽、伝統・現代芸術、食と酒、スポーツ、学術交流など約100の認定事業で構成される。
10月14日午後、「日本秋祭」の開幕式が在香港日本国総領事館の入るビルにあるレストランで、認定事業のひとつでライツ&パートナー社による「縁日秋祭り in Hong Kong」のオープニングが複合施設PMQで開催され、香港特別行政区政府ナンバー2のキャリー・ラム政務長官や日本国総理大臣夫人の安倍昭恵さんら来賓として参加した。
キャリー・ラム政務長官は「縁日秋祭り」オープニングで祝辞を述べた際、2006年以降、香港は日本産食品・農産品の最大輸出先であること、香港と日本の14都市に直行便が就航していること、日本と香港の間のワーキングホリデーの枠が250人から1500人に増枠されたことなどのエピソードを交え、香港と日本の関係は密接であり、多くの香港市民が日本料理や日本渡航を愛好するなど、日本文化は香港で大いに受け入れられていると語った。