中国中央、マカオの今年度施政に十分な肯定=「一帯一路」への参加も批准
- 2016/12/24 13:28
- 社会・政治
今年度(2016年度)の施政報告及び来年度の展望について中央政府首脳に報告する「述職」のため北京を訪問中のマカオ特別行政区のフェルナンド・チュイ(崔世安)行政長官は12月23日、全日程を終えたことを受け、現地で記者会見を行った。
マカオ政府新聞局(GCS)が同日夜に発出したプレスリリースによれば、チュイ行政長官は、習近平国家主席及び李克強国務院総理が今年度のマカオの施政に対して十分な肯定を示したほか、マカオの経済発展、民生の改善、世界的ツーリズム・レジャーセンター化、中国とポルトガル語圏諸国との協力サービスプラットフォームの構築、さらにはマカオ特別行政区5カ年発展計画と国家(中国)の第13次5カ年計画のドッキングといった多方面に渡って一層の関心を払う希望が出されたことを明かしたほか、中央政府からマカオの「一帯一路」(中国が提唱する国際経済圏構想)への参加が批准されたことにたいへん興奮していると述べたとのこと。