アジア最大級の国際カジノ見本市「G2Eアジア2017」概要発表=5月開催、規模拡大
- 2017/1/11 11:14
- カジノ・IR
アジア最大級の国際カジノ見本市として毎年5月中旬にマカオで開催されている「G2Eアジア(Global Gaming Expo Asia)」。1月11日午後、主催者が第11回目となる今年(2017年)のイベント開催概要発表記者会見を行った。
G2Eアジアはアメリカゲーミング協会と国際展示会大手リード・エグジビションズの共催で2007年にスタート。全世界からスロットマシン及びカジノ周辺機器メーカー、サービスプロバイダーなどが出展し、アジアを中心としたカジノ運営会社の関係者らが視察に訪れることから、ビジネスネットワーキングハブ機能を果たしてしているのが特徴となっている。
G2Eアジア2017の開催期間は5月16日から18日までの3日間、会場はマカオ・コタイ地区の大型IR(統合型リゾート)ヴェネチアンマカオ併設のコタイエキスポホールを予定しているとのこと。エキジビション面積は前回から3割拡大の1.2万平米、出展社数は2割増の180(うち50が新規出展)、世界90の国と地域から2割増の1.2万人の来場者を見込んでいるとした。また、電子ゲーミングマシン製造業社向けの「パーツ&コンポーネンツパビリオン」や非カジノ分野のソースを集めた「IRエクスペリエンス」にフォーカスした新コーナーを設けるという。
G2Eアジアといえば、日系のカジノマシン及び関連機器、カジノ用品メーカーなどによる出展や日本からの視察に訪れるビジターも多いことで知られる。G2Eアジア2017は日本のIR推進法施行後初めての開催となり、例年以上に日本の存在感が高まると予想される。