12年、総電力の約94%を珠海から輸入
- 2013/1/16 15:50
- 産業・経済
マカオと隣接する広東省の珠海供電局によると、2012年に珠海からマカオへ送電された電力量は累計38.5億キロワット時(kWh)となり、マカオの年間電力総消費量の実に94%を占めたことがわかった。
16日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。珠海供電局の宋新明局長が座談会上で発言した内容によると、昨年(2012年)に中国南部の送電・変電・配電を行う中国南方電網が珠海を経由してマカオへ供給した電力量は38.5億kWhで、マカオで消費される総電力量の93.92%を占め、1999年と比較して20倍の伸長だったという。また、2012年は珠海市横琴島の琴韻とコタイ地区の蓮花を結ぶ、いわゆる「南ルート」による供電ルートの試験運用が始まったことから、意義深い年だったとした。
珠海からマカオへの供電がスタートしたのは1984年。