YOSAKOIソーランチーム新琴似天舞龍神がマカオ春節パレードに日本代表で出場
- 2017/1/31 9:43
- 澳日関係
春節シーズンはマカオを含む中華圏で大型連休となっていることから、中国本土、香港、台湾などから数多くの観光客がマカオを訪れることで知られる。
丁酉(ひのととり)年の春節3日目となる1月30日夜、地元マカオ、中国本土、香港、ドイツ、コロンビア、スペイン、米国、日本、ポルトガルから688人のパフォーマーが参加する大規模な春節祝賀パレード「Parade for Celebration of the Year of the Rooster」が開催された。
パレードはマカオ政府旅遊局(観光局)が例年この時期に開催する市民及び観光客に向けた目玉イベントのひとつで、午後8時にマカオ半島新口岸地区のマカオ科学館前を出発し、国際色豊かなパフォーマーが14台の山車とともに沿岸部を経由してマカオタワー前の西灣湖広場までの間を練り歩くというもの。
今回のパレードに日本代表として参加したのが、YOSAKOIソーランチーム新琴似天舞龍神だ。あいにくの雨の中、メンバーらは勇壮かつ華やかな日本らしいパフォーマンスを披露し、沿道に集まった観衆から大きな歓声を浴びた。パレードの様子は地元放送局でも生中継された。
新琴似天舞龍神はパレード前日の1月29日、マカオのシンボル的存在の世界遺産・聖ポール天主堂跡でもパフォーマンスを披露した。
マカオの春節パレードには、2014年には東京・高円寺阿波踊り、2015年には徳島・千代の会(三味線グループ)、2016年には山形・尾花沢花笠踊りが参加しており、マカオに日本文化を紹介する機会のひとつとなっている。