香港国際空港管制空域の単日通過フライト数が過去最高を更新
- 2017/2/2 11:22
- 香港・大湾区
香港政府民航處が2月1日に発出したプレスリリースによれば、1月25日に香港国際空港管制空域の単日通過フライト数が939回となり、昨年(2016年)8月3日に記録した936回を抜き、過去最高を記録したとのこと。
また、春節シーズンの多客期となる1月19日から30日までの間の1日あたり平均の香港国際空港の離着陸フライト数は前年の同じ時期から0.3%増の1155回、同空港管制空域通過フライト数は8%増の900回に達したという。
香港国際空港では、処理能力が大幅に向上した新管制システムが導入されたばかりだが、上記の期間中の1日あたり平均の処理フライト数は旧システムを利用していた昨年を3%上回る2055回で、1月19日から29日まで11日間連続で1日あたりの処理フライト数が2000回を上回った。
民航處では、新管制システムは、今後予定されている第3滑走路オープン後のフライト数の増大にも対応でき、香港国際空港の競争力強化につながるものだとしている。