2月5日午前、春節シーズン恒例のスポーツイベント「歩歩高陞マカオタワー長距離走」が好天に恵まれた絶好のコンディションの中で開催され、およそ600人のランナーが参加した。

マカオ半島南部にある西灣湖畔の西灣湖広場を出発して4キロ走った後、1298段の階段を通って高さ233メートルの位置にあるマカオタワー61階展望台のゴールを目指すというもの。優勝者のタイムは22分だった。

イベントタイトルにある「歩歩高陞」とは、とんとん拍子に出世するといった意味を持つ縁起の良い言葉で、春節シーズンの挨拶としてよく使われる。マカオタワーを階段で一歩一歩駆け上がることとかけたものという。

マカオタワーの展望台を目指して階段を駆け上がるランナーたち＝2017年2月5日（写真：マカオ政府体育局）