マカオで今年初の輸入性デング熱病例確認=患者はタイ渡航歴ある中国本土からの留学生

マカオ政府衛生局は2月21日、輸入性デング熱病例を確認したと発表。市民に予防措置を講じるようあらためて呼びかけた。デング熱感染者がマカオで見つかったのは今年初めてのケースとなる。

患者はマカオ・タイパ島の孫逸仙大馬路に居住する中国本土からマカオへの男子留学生(21)で、1月28日から2月4日にかけて家族とタイ・プーケット島へ旅行に出かけていたとのこと。マカオに戻った後、13日に発熱、頭痛、筋肉痛などの症状が出たが、病院には行かず、15日になって全身に発疹が出たため、コタイ地区の科大医院を受診。21日に公衆衛生研究所のPCR検査でデングウイルス2型であることが判明した。患者に渡航歴があること、潜伏期間から、輸入性のものであると判断された。なお、患者の容体は安定しており、患者とプーケットに同行した者、マカオの住居のルームメイトらにデング熱特有の症状は出ていないという。

衛生局では、デング熱予防のため、自宅やオフィス周辺で蚊の発生源となる水たまりの除去、流行地の東南アジアを訪れる際は淡色の長袖シャツを着用すること、宿泊する場合は空調付きまたは蚊帳などのある施設を選び、外出時は虫除けスプレー等を使用するよう市民に呼びかけている。

マカオの医療機関では無料のデング熱診断を行っており、デング熱と疑われる症状が出た場合、すぐに医師の診断を仰ぎ、その際には海外渡航歴も伝えてほしいとした。

マカオは面積30平方キロの小さな都市で、人口はおよそ65万人。また、訪マカオ外客数は年間3000万人超に達しているなど、人口密度が極めて高く、人の出入りも多い。

科大医院(資料)=マカオ・コタイ地区-本紙撮影

科大医院(資料)=マカオ・コタイ地区-本紙撮影

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