THE 13の開業時期、17年7月末までに=マカオ・コロアン島の新ホテル

ザ・サーティーン・ホールディングスが4月3日付で発出した公告で、マカオ・コロアン島で開発を進めているホテル「THE 13(十三第)」について、当局から3月29日付でホテル使用ライセンスの発給を受けたことを明らかにした。

また、開業準備に必要な各種ライセンス申請を進めており、今年(2017年)7月末までの開業を目指すとした。開業時期については、これまで複数回にわたって延期となっていた。

これまでに発表された情報を総合すると、The 13の敷地面積は6万5200平方フィート(約6059平米)、23階建てのビルに200室のヴィラ、レストラン・バー、ショップ、スパなどで構成されるエンターテイメント複合施設という。ゲスト送迎用車両としてロールス・ロイスのファントム(ロングバージョン)30台を発注したことでも話題となっている。

なお、以前はカジノを併設する計画だったが、今回の公告では具体的に触れられていない。マカオのカジノ監理当局にあたるDICJのパウロ・マルチンス・チャン(陳達夫)局長は4月6日、メディアの囲み取材に応じた際、現時点でThe 13からカジノテーブル発給など、いかなる申請も出されていないとコメントした。

The 13が公開したヴィラのベッドルームのイメージ(写真:The 13 Holdings Limited)

The 13が公開したヴィラのベッドルームのイメージ(写真:The 13 Holdings Limited)

関連記事

最近の記事

  1.  在香港日本国総領事館は11月22日、同月14日に澳門日本会に対する在外公館長表彰授与式が執り行わ…
  2.  マカオ市政署(IAM)は11月21日、マカオ半島のギアの丘(松山)に位置する史跡「松山軍用隧道(…
  3.  マカオ政府衛生局(SSM)は11月22日夜、同日マカオ域内で輸入性デング熱感染を新たに1例確認し…
  4.  マカオ治安警察局は11月21日、他人の身分証を使用してカジノへ入場した上、賭博で獲得した得たポイ…
  5.  冬のマカオの街を美しく彩る毎年恒例のイルミネーションイベント「ライトアップマカオ2024(中国語…

ピックアップ記事

  1.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  2.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  3.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun