イースター4連休のマカオ出入境統計発表、過去最高多数記録塗り替える

マカオ及び香港では、4月14日から17日まで、イースター(復活節)の4連休だった。例年、この時期には香港からマカオを訪れる旅客及びマカオと外地との往来が増大する。

マカオ治安警察局は4月19日、4連休の出入境統計を公表。連休初日の14日、マカオからの出境者数が約28万5710人(延べ、以下同)に達し、このうち中国本土との主要な陸路の玄関口となる關閘イミグレーションからが21万9229人。また、タイパフェリーターミナルからの入境者数も2万2256人だった。さらに、連休3日目の16日の出入境者数は55万1561人、入境者数が28万6699人、關閘イミグレーションからの入境が20万9078人で、いずれも過去最高記録を更新した。

4連休の累計出入境者数は前年の同じ時期から5.7%増となる215万1331人。訪マカオ旅客の動向については、台湾からが10.1%の下落となったが、中国本土からが6.5%、香港からが4.1%、韓国からが60.7%、その他の国からが2.6%のそれぞれ増。4連休中の訪マカオ旅客の累計入境者数は5.6%増の42万7254人。

マカオは人口65万人、面積30平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR(統合型リゾート)に加え、マカオグランプリなどの国際イベントが数多く開催されるアジア有数の観光都市として知られ、年間訪マカオ旅客数は3000万人を超える。

イースター連休中の關閘イミグレーション施設内の様子(写真:マカオ治安警察局)

イースター連休中の關閘イミグレーション施設内の様子(写真:マカオ治安警察局)

関連記事

最近の記事

  1.  在香港日本国総領事館は11月22日、同月14日に澳門日本会に対する在外公館長表彰授与式が執り行わ…
  2.  マカオ市政署(IAM)は11月21日、マカオ半島のギアの丘(松山)に位置する史跡「松山軍用隧道(…
  3.  マカオ政府衛生局(SSM)は11月22日夜、同日マカオ域内で輸入性デング熱感染を新たに1例確認し…
  4.  マカオ治安警察局は11月21日、他人の身分証を使用してカジノへ入場した上、賭博で獲得した得たポイ…
  5.  冬のマカオの街を美しく彩る毎年恒例のイルミネーションイベント「ライトアップマカオ2024(中国語…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  4.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  5.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun