中国の張徳江全人代常務委員長がマカオ視察訪問
- 2017/5/8 15:31
- 社会・政治
5月8日正午頃、中国の張徳江全国人民代表大会常務委員会委員長(国会議長に相当)が特別機でマカオ国際空港に到着。崔世安(フェルナンド・チュイ)マカオ特別行政区政府行政長官、中央政府のマカオ出先機関関係者らが出迎えた。
張氏は空港到着後に講話を発表。習近平国家主席からマカオ視察に派遣されたとした上、滞在中に方々をめぐり、マカオの発展の成果や市民の喜びの様子を自分の目で見て、話を聞いて実感すること、習近平国家主席がマカオの祖国復帰15周年にあたってマカオ特別行政区政府に提出した4点の希望についての進捗状況について考察すること、マカオの経済社会発展における新局面を迎えるにあたり、中央政府としてマカオをサポートする姿勢の堅持を示し、激励することを視察の目的として挙げた。
今回の張氏のマカオ滞在期間は3日間で、崔長官からのマカオ特別行政区政府の業務報告ヒアリング、座談会への出席、区内の視察などを予定している。
張氏の中国共産党内序列は第3位。香港・マカオ事務担当部門のリーダーの立場にある。北朝鮮の金日成総合大学経済学部に留学経験があり、同国との間に太いパイプを有するとされる。