マカオ、中国人女子留学生殺人事件の容疑者逮捕…発生から11年
- 2017/5/25 9:36
- 社会・政治
マカオ司法警察局は5月24日、2006年4月24日にマカオで発生したマカオ理工学院の中国人女子留学生(当時22歳)が殺害された事件について、中国当局の協力の下、容疑者2人が中国・吉林省と広東省で相次ぎ逮捕されたと発表した。
マカオ司法警察局によれば、当時の鑑定技術では容疑者を絞り込むに至らなかったが、昨年になって遺留品から容疑者のDNAサンプルを採取することに成功。中国公安部へ照会したところ、操作の重要な手がかりとなり、逮捕につながったもの。
現在、容疑者らは中国本土の警察当局に拘留されており、調べに対して被害者宅へ盗み目的で侵入したところ、被害者と鉢合わせになったことから、殺害した上で金品を奪って逃走したと犯行を認める供述をしているとのこと。2人がマカオへ密航していたこともわかった。