近年、世界各地で出版されている「ミシュランガイド」で星を獲得したレストランのシェフを同誌の香港・マカオ版掲載レストランにゲストシェフとして招いてスペシャルメニューを提供するグルメイベント「ミシュランガイド香港マカオダイニングシリーズ」が不定期開催されている。

イベントは「ミシュランガイド」とワインガイド誌「ロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケイト」がタッグを組んで企画しているもので、次回のゲストシェフが兵庫県芦屋市の2つ星を獲得した「京料理たか木」の高木一雄シェフに、開催日と開催場所が8月9日に香港・尖沙咀にあるコンテンポラリー西洋料理店「Whisk」（ザ・ミラ香港内）、同11、12日にマカオ・タイパ島の天ぷら専門店「天政」（アルティラ・マカオ内）に決定したことがアナウンスされた。

今回のイベントでは、5品のランチコース、8品のディナーコースが用意され、いずれも伝統的な調理法とプレゼンテーションを用いた正統派の京料理を満喫できる内容になっており、ロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケイト誌がセレクトしたワインとのペアリングで提供されるという。

なお、香港はランチのみの開催、マカオは11日がディナーのみ、12日はランチとディナーを提供する。価格は香港のランチが128米ドル、マカオのランチが111米ドル、ディナーが236米ドルで、ミシュランガイド香港マカオ版の公式ウェブサイト（https://guide.michelin.com.hk/en/international-chef-showcase-takagi-kazuo）にて予約を受け付けている。

高木一雄シェフによる京都の美しい四季をイメージした一品（写真提供：Robert Parker Wine Advocate）

高木一雄シェフ（写真提供：Robert Parker Wine Advocate）