マカオ監獄で受刑者25人がインフルエンザ感染…市中でも流行

マカオ政府衛生局(SSM)は8月14日、マカオ・コロアン島にあるマカオ監獄でインフルエンザの集団感染が確認されたと発表した。

同局によれば、患者はいずれも5号棟の2階、4階、5階に収容されている19〜68歳の男性受刑者で、8月9日から発熱、咳、咽頭痛などの症状が現れたとのこと。全員が施設内で医師の診断を受けており、重症化した事例などは見受けられなかったという。目下、マカオ監獄では患者を集中隔離しているほか、監房の消毒及び換気の強化といった予防策を講じている。

マカオでは今年(2017年)6月からインフルエンザの流行が始まり、7月にピークを迎えたが、近日は小康状態が続いている。

マカオ・コロアン島にあるマカオ監獄(資料)—本紙撮影

マカオ・コロアン島にあるマカオ監獄(資料)—本紙撮影

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