マカオの17年第2四半期住宅不動産市場、取引物件数と平均平米単価いずれも第1四半期から大幅プラスに
- 2017/8/21 19:04
- 産業・経済
マカオ政府財政局が8月21日付で公表した建築・不動産取引統計によると、今年第2四半期(2017年4〜6月)に不動産売買・移転にかかる印紙税の支払い手続きを完了した住宅及び駐車場の取引物件数は同年第1四半期(1〜3月)から37.5%増の4589、取引金額は同67.9%増の301.0億パタカ(日本円換算:約4074億円)に上った。
また、住宅の平均平米単価(実用面積)についても、同14.8%増の10万4263パタカ(約141万円)だった。
このほか、オフィス物件の平均平米単価は同10.6%の11万5432パタカ(約156万円)だった一方、工場物件は9.7%減の5万0819パタカ(約69万円)に止まった。
第2四半期の不動産売買契約締結件数は同1.0%増の4102件(対象物件数4118)、住宅ローン契約締結件数は同26.8%増の3737件(対象物件数5383)。