マカオ国際マラソン、内外から約1万2000人が参加=男子はケニア、女子はバーレーン選手が優勝、いずれも大会新記録
- 2017/12/3 15:08
- ツーリズム
今年(2017年)で36回目を迎えた「ギャラクシーエンターテイメント杯マカオ国際マラソン2017」が12月3日午前に開催され、フルマラソン、ハーフマラソン、ミニマラソンの各部門に、世界53カ国・地域からおよそ1万2000人のランナーが参加した。
フルマラソン部門の優勝者とタイムは男子がケニアのフェリックス・キルワ選手の2時間10分01秒、女子がリオ五輪銀メダリストでもあるバーレーンのユニス・ジェプキルイ・キルワ選手の2時間29分12秒で、いずれも大会新記録を更新。それぞれ優勝賞金4万米ドル(日本円換算:約448万円)のほか、タイムボーナス7000米ドル(約78万円)と大会新記録更新ボーナス1万5000米ドル(約168万円)を獲得した。
マカオ国際マラソンは毎年12月第1週の日曜日に開催されている市民マラソン。1981年の第1回大会の参加者は400人だったが、近年の健康ブームに乗ってエントリー希望者数が増加傾向にあることから、近年は参加枠の増が続いている。
今大会のスタート・ゴール地点は近年グルメタウンとして注目を集めるタイパヴィレッジに近いタイパ島のオリンピック・スポーツセンター・スタジアムで、大型IR(統合型リゾート)集積エリアにあたるコタイ地区からタイパ島とマカオ半島と結ぶカルヴァーリョ総督大橋(マカオ・タイパ大橋)を渡ってマカオ半島に至り、南灣湖畔、マカオタワー前、観音像前、世界遺産・媽閣廟前を通り、西灣大橋を渡って再びタイパ島に戻るというマカオの新旧の見どころをめぐるコースだった。