マカオのカジノ併設ホテル客室内で香港女性の遺体発見…服薬自殺か
- 2017/12/14 17:13
- 社会・政治
マカオ司法警察局が12月13日夜に発表した内容によれば、同日午後5時56分にマカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)併設ホテルから客室内で女性の遺体が見つかったと消防に通報があったという。
遺体で見つかったのは、この客室に宿泊していた香港出身の女性(58)。同日午後5時20分頃、すでにチェックアウト時間を過ぎていたことから、清掃スタッフが作業のため部屋に入ったところ、バスルームの床の上に女性が倒れているのを発見。消防局のレスキュー隊が駆けつけたが、すでに死亡していたという。
その後の司法警察局の調べで、ベッドの上で死亡した女性のものとみられる嘔吐物、ベッドサイドでアルコール度数の高い酒のボトル、ゴミ箱の中で空の状態の薬の袋が見つかった。また、遺書が残されていたという。
警察では、遺体に他殺を疑う点は見当たらず、自殺とみて調査を進めているが、詳しい死因については司法解剖の結果を待つ必要があるとしている。