マカオ警察、祐漢地区で違法売春取り締まり実施…19歳の管理役の男を逮捕

マカオ治安警察局は12月13日、マカオ半島北部の祐漢地区で違法売春に対する取り締まりを実施していた際、休憩中の警察官を盗み撮りしたと思われる青年男子を発見。制止して事情を聞いたところ、売春を行う女子を警察に見つからないよう避難させるための見張りをしていたなどと説明したという。

警察が青年の所持品をチェックしたところ、多数の鍵が見つかった。このうち2つが付近のマンションの部屋のもので、警察官が立ち入り検査を行ったところ、大量の避妊具やウェットティッシュ、帳簿などのほか、違法な売春活動に従事していたとみられる中国本土出身の女子1人が見つかった。

青年は警察の調べに対し、中国本土出身の男から月額3600パタカ(日本円換算:約5.0万円)の報酬で女子らが売春活動を行うための場所のアレンジ及び賃貸料の集金を依頼され、1日あたり平均2400パタカ(約3.3万円)を受け取っていたなどと供述したとのこと。警察では、この青年=中国本土出身19歳について、売春管理の罪で送検する方針。

マカオ治安警察局が公開した証拠品(写真:マカオ治安警察局)

マカオ治安警察局が公開した証拠品(写真:マカオ治安警察局)

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