登録資本金5割超伸長―12年第4季企業統計
- 2013/2/8 9:53
- 産業・経済
マカオ特別行政区政府統計調査局は7日、2012年第4季の企業統計を発表。新規設立企業数は790社で前年から86社のマイナスだったものの、登録資本金総額は1.6億パタカで前年比52.6%の大幅増。中でもホールセール及び小売業では2.3倍となった。
新規設立企業の主な業種別内訳はホールセール及び小売業が272社、ビジネスサービス業が144社、不動産業が111社。同期の解散企業数は119社で、取り消し資本金は4,816万パタカだった。
株主の主な居住地はマカオの6,651万パタカと中国大陸の6,594万パタカ、広義珠江デルタ9省の合計が1,309万パタカを占め、香港は868万パタカだった。完全マカオ資本の新規設立企業数は503社、マカオとその他国家及び地域との合弁が91社。
2012年通年の新規設立企業数は3,612社となり、前年から207社増、総登録資本金は6.1億パタカで前年比38.0%減。業種別内訳ではホールセール及び小売業が前年から57社増となる1,285社で最も多かった。また、登録資本金が5万パタカ以下の新規設立企業数が2,452社で、全体の67.9%を占め、総資本金額は6,445万パタカだった。一方、登録資本金100万パタカ以上の企業は106社で、資本金合計は4.0億パタカと資本金総額の65.5%を占めた。
2012年通年の解散企業数は501社で、取り消し資本金は1.1億パタカ。前年比それぞれ2.0%、63.3%の減。解散企業の主な業種はホールセール及び小売業で、その数は190社。
2012年末時点のマカオ総登録企業数は39,787社となり、前年の36,683社と比較して3,104社増えた。