マカオIR運営大手サンズチャイナ、地元中小企業振興策で従業員2.8万人向け即売会開催…2011年から続くイベント

マカオで複数の大型カジノIR(統合型リゾート)を運営するサンズチャイナは2月26日、同日から3月8日まで、従業員を対象とした地元中小企業による商品即売会を4つのIR施設(サンズマカオ、ヴェネチアンマカオ、サンズコタイセントラル、パリジャンマカオ)のバックヤードエリアで実施すると発表した。

サンズチャイナでは、2011年からおよそ3ヶ月に1度の頻度で従業員対象の地元中小企業による即売会を開催しており、今年(2018年)は今回が初めてとなる。同社では、即売会開催の理由として、地元中小企業に対する販路提供による支援と従業員に対する福利厚生の2つを挙げている。

サンズチャイナの従業員数は約2.8万人に上る。今回、カメラショップとパソコンショップを運営する2社が40種類以上の商品を割引価格で販売するという。

サンズチャイナが運営するIR施設のバックヤードエリアで開催されている従業員向け即売会の様子(写真:Sands China Limited)

サンズチャイナが運営するIR施設のバックヤードエリアで開催されている従業員向け即売会の様子(写真:Sands China Limited)

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