マカオ半島中心部で女性のスマホを狙ったスリ繰り返す…中国本土出身の男2人逮捕
- 2018/3/13 10:06
- 社会・政治
マカオ司法警察局は3月12日、マカオ半島中心部でスリを繰り返していたとして中国・広西チワン族自治区出身の農業の男(38)及び無職の男(36)を加重窃盗容疑で逮捕したと発表。
同局によれば、今年(2018年)1月下旬、マカオ半島中心部で5500パタカ(日本円換算:約7.2万円)相当のスマートフォンを盗まれたという通報があり、付近の店舗、カジノ、街頭に設置された監視カメラ映像を分析した結果、容疑者として2人の男が浮上。すでにマカオを離れていたが、再びマカオに戻る可能性もあるとして、出入境管理を担当する治安警察局に申し送りをしていたという。
その後、3月7日に容疑者2人がマカオへ再入境したことが判明、10日に關閘イミグレーションから出境しようとした際、身柄の拘束に成功した。2人の所持品を調べたところ、15台のスマートフォン、およそ4万5000パタカ(約59万円)相当分を発見。警察の調べに対し、被疑者はマカオ半島中心部のカジノや横断歩道で主に女性のバッグからスマートフォンを盗んだと供述しているとのこと。
同局では、スリ被害に遭った可能性のある人に対し、届け出をするよう呼びかけている。