マカオ航空が北海道・札幌直行便就航計画…新機材導入後の2020年にも=現地紙報じる

マカオ国際空港を本拠地とするマカオのフラッグシップキャリア、マカオ航空(NX)が日本の北海道・札幌(新千歳空港)への新規就航を計画しているという。

マカオの有力紙『澳門日報』が3月15日付誌面で報じた内容によると、マカオ航空の陳洪社長が同社の取材に対し、2019年下半期から2020年にかけて新機材で同社初となるエアバスA320neoを導入予定で、これに合わせてマカオと札幌及びインド・ムンバイを結ぶ新路線の開設を計画していることを明かした。

現在、マカオ航空は18機を保有しており、2020年までにエアバスA320シリーズを中心に25機体制へ拡大する目標を掲げている。

マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCC(格安航空会社)の誘致に積極的なことでも知られる。近年、旅客数は右肩上がりの増加が続いている状況だ。日本との間の定期便については、マカオ航空が東京(成田)と大阪(関西)にそれぞれ1日1往復、福岡に週3往復就航しており、いずれも全日空とのコードシェア便となっている。

福岡空港に駐機中のマカオ航空エアバスA320型機(資料)=2016年7月-本紙撮影

福岡空港に駐機中のマカオ航空エアバスA320型機(資料)=2016年7月-本紙撮影

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