マカオ、清明節で多くの市民が墓参りに…衛生局がデング熱予防対策呼びかけ
- 2018/4/5 16:09
- 社会・政治
今日(4月5日)は清明節にあたり、マカオではパブリックホリデーとなっている。多くの市民が先祖の墓参りをするため、マカオ市内各所の墓地を訪れている。
同日、マカオ半島北部にある新西洋墳場(墓地)でマカオ政府衛生局(SSM)のデング熱予防チームが防蚊対策キャンペーンを実施した。
SSM疾病予防コントロールセンターの林松主任によれば、今年に入って以降、マカオで確認されたデング熱患者は2人おり、いずれも輸入性(マレーシアで感染)だったことから、東南アジア方面を旅行する際に予防対策に強めるよう呼びかけた。
また、今年3月の蚊の繁殖指数(誘蚊産卵器指数)は6.5%で、前年同月の3.4%と比較して高買ったことを挙げた。デング熱のピークは8〜9月頃だが、このところ高温多湿の天候が続き、デング熱を媒介する蚊の繁殖に有利な条件になっているとし、水たまりを除去するといった防蚊対策を講じてほしいとした。